冨田、帰国直前に無実訴え…鈴木会長「どうにも対応できなかった」

冨田尚弥弁明会見

　冨田が現地で無実を訴えていたことは、日本水泳連盟もＪＯＣも認めた。ただ、日本水連の泉正文専務理事は同選手から「やっていない」と聞いたのが、罰金を支払い、帰国直前になってからとし、鈴木大地会長は「取り調べで認めていて証拠もあり、どうにも対応できなかった」と語った。

　泉専務理事は「我々もＪＯＣも大使館員の方も一生懸命フォローした。こういう事態になってしまったことは残念」と困惑した様子。韓国の司法判断が覆らない限りは処分の見直しはしない方針だ。