キングス“弱小軍団”返上4連勝 マローン改革実った

[ 2014年11月7日 05:30 ]

29得点を挙げる活躍を見せたキングスのルディー・ゲイ(AP)

 ここ8シーズン、勝率5割以下のNBAキングスが地元サクラメントで131―109でナゲッツを下して4連勝。13年ぶりに開幕5戦で4勝を挙げた。ディマーカス・カズンズ(24)が30得点、ルディー・ゲイ(28)が29得点を挙げるなどW杯の米国代表コンビが活躍。“ドアマット・チーム”と酷評され続けてきた弱小軍団が優勝戦線に加わりそうな気配を見せている。キャバリアーズはジャズのゴードン・ヘイワード(24)にブザービーターを決められて今季4戦で早くも3敗目を喫した。

 キングスは第1Qで40―19と先制パンチを浴びせて快勝。センターのカズンズは「しっかり守るからそれがいいオフェンスにつながる」と納得の表情を見せた。1948年に誕生した前身のロイヤルズ時代に一度だけファイナルを制覇しているが、72年にキングスとなってから計42シーズンで負け越しは31回。昨季も28勝54敗に終わった。しかし親子2代でNBAの指揮官となったマローン監督が2年目で選手の意識改革に成功。昨年は移転騒動だけが話題だったが、今年はひと味違った内容になってきた。

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2014年11月7日のニュース