いきなり連続ボギー…遼 速いグリーンに戸惑い、48位発進

[ 2014年11月7日 05:30 ]

1番、ティーショットの方向を見る石川遼

男子ゴルフツアー HEIWA・PGM選手権第1日

(11月6日 茨城県美浦村 美浦ゴルフ倶楽部=6968ヤード、パー71)
 9月のダイヤモンドカップ以来の日本ツアーとなる石川遼(23=CASIO)はパットに苦しみ3バーディー、3ボギーの71で7打差、48位の苦しいスタートとなった。首位には7アンダー、64で石川の杉並学院高の先輩、薗田峻輔(25=フリー)ら3人が並び、賞金ランク1位の小田孔明(36=フリー)は2打差の5位につけている。
【第1R成績】

 日本ツアー5連戦をスタートさせた石川がいきなりつまずいた。1番で8メートルのバーディーパットが2メートルオーバー。返しのパットを外し、2番パー5でも15メートルから3パットで連続ボギーとし「前半はパットのタッチが合わなかった。ストロークというより、グリーンのスピードに慣れなかった」と悔やんだ。マレーシアでの米ツアーから3日に帰国。開幕前日の5日にはパットの練習に時間を使ったが、マレーシアに比べ格段に速いグリーンに戸惑う結果となった。

 パットだけでなく、2番の第2打をダフって右の林の木に当て、8、9番ではいずれもティーショットを大きく右に曲げるなど不安をのぞかせた。それでも後半は「ティーショット、アイアンともミスが少なく、ゴルフが合ってきた」と2バーディーを奪い、何とかイーブンにまで戻した。

 5連戦の目標は来年のマスターズ出場につながる賞金王、そして世界ランク50位。1試合も無駄にできない状況で「状態は悪くないので、早く2桁アンダーにしたい」と巻き返しを誓った。

 ▼1位・谷原秀人 ショットもパットも悪くなく、不安なところはないですね。(前週の2位から好調キープして64)

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2014年11月7日のニュース