「よく2位になれたなと…」羽生、フリーで巻き返し誓う

[ 2014年11月7日 22:23 ]

男子SPでジャンプする羽生

フィギュアスケートGPシリーズ第3戦中国杯男子SP

(11月7日 中国・上海)
 ソチ五輪で史上初の100点超えを果たしたSPでまさかの2位発進。羽生結弦(19=ANA)は「最低の一言。ひどかったですね」と演技を振り返った。

 「調子は悪くなかったし、現地入りしてからも(ジャンプは)しっかり跳べていた」というものの、演技後半に組み込んだ4回転トーループが3回転になり、さらにコンビネーションジャンプでもミス。「ちょっと悔しい…いや、かなり悔しいですね」と唇を噛んだ。

 五輪金メダリスト、世界選手権覇者として臨んだ今季初戦は不満の残るスタートとなったが、「割と普通に、ちゃんと普通にリンクの上に立てた。でも、ミスをしてしまったということは原因がある。きょうの演技をしっかり思い返してフリーに臨みたい」と前を向いた。

 「こんなんで、よく2位になれたなと」と自虐的な笑みを浮かべた王者。「あしたは、しっかり自分らしい演技をしたい」と巻き返しを誓った。

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