内村V4へ細かい点意識 世界体操代表が合宿公開

[ 2013年8月8日 20:33 ]

 体操の世界選手権(9~10月・アントワープ=ベルギー)に出場する男子の日本代表が8日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで強化合宿を報道陣に公開し、内村航平(コナミ)は4連覇がかかる個人総合を見据え「疲労はたまっているが、細かい点まで意識してやっていきたい」と口にした。

 韓国代表と合同で行われた。ロンドン五輪で跳馬金メダルの梁鶴善は、世界の主要大会で成功例はないものの、全国高校総体で白井健三(神奈川・岸根高)が決めた「伸身ユルチェンコ3回ひねり」を世界選手権で用意しているという。内村は高度な技を持つスペシャリストに「同じ人間かな」と目を丸くした。

 史上最年少で代表入りした16歳の白井は「助走から跳躍につなげるのがうまい。見習いたい」と刺激を受けた様子。大舞台に向け「この(代表)メンバーでやれるので楽しみ」と意気込んだ。

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2013年8月8日のニュース