瀬戸、400個メVも…タイムに不満「自己ベスト狙っていた」

[ 2013年8月8日 08:07 ]

男子400メートル個人メドレーで優勝し、表彰台で笑顔を見せる瀬戸大也(中央)

 短水路(25メートルプール)で争う競泳のワールドカップ第1戦第1日は7日、オランダのアイントホーフェンで行われ、世界選手権の男子400メートル個人メドレー金メダルの瀬戸大也(JSS毛呂山)が同種目を4分0秒37で泳ぎ、優勝した。

 19歳の瀬戸は200メートルバタフライが1分51秒90で5位。200メートル平泳ぎは予選落ちした。

 世界選手権の女子背泳ぎで銅メダル2個の寺川綾(ミズノ)は50メートル背泳ぎを26秒20で制した。30歳の北島康介(日本コカ・コーラ)は男子50メートル平泳ぎが26秒83で6位、100メートル個人メドレーは53秒20で8位だった。

 男子100メートル背泳ぎの入江陵介(イトマン東進)は50秒98の5位、同200メートルバタフライの松田丈志(コスモス薬品)は1分52秒34で6位、女子100メートル平泳ぎの金藤理絵(Jaked)は1分5秒85で6位だった。

 W杯は世界各地を転戦する賞金大会で全8戦を実施し、11月9、10日に東京で第7戦が開かれる。

 ▼瀬戸大也の話 (400メートル個人メドレーは)正直、自己ベストを狙っていたので、タイムが出ず残念。前半、体が重かった。世界選手権はもう終わったので、次に向けて頑張るという気持ち。

 ▼寺川綾の話 いかに(世界選手権からの)疲れと闘うかが重要になる。一つでも多く優勝できるようにしたい。

 ▼北島康介の話 ずっと長水路で練習してきたから、タッチもターンも合わないし、スピード感もつかめない。空回りしちゃうけど、少しでもタイムを上げたい。楽しんでレースに出ることが大切。

 ▼入江陵介の話 短水路では(苦手の)バサロキックで周りに離されると痛感した。今大会はプレッシャーもないので、楽しむことを大事にしたい。

 ▼松田丈志の話 スタートで失敗した。ラストの50メートルでもうちょっといきたかった。(9月の)国体まで時間があるし、課題を認識しながら前進していければと思う。

 ▼金藤理絵の話 1分5秒台が出たのは良かったけど、もうちょっと(いい記録を)出したかった。短水路でスピードが出るような泳ぎができていない。200メートルでは表彰台には上がりたい。(共同)

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2013年8月8日のニュース