高校男子は藤井学園寒川が首位、女子は東北が好位置

[ 2013年8月8日 06:00 ]

高校男子首位発進の藤井学園寒川(左から小西、遠藤、加藤、谷本)

スポニチ主催文部科学大臣旗争奪平成25年度全国高等学校ゴルフ選手権大会第34回団体の部第1日

(8月7日 三重県津市 白山ヴィレッジゴルフコース=男子7035ヤード、パー71、女子6364ヤード、パー72)
 4人中3人のスコアで争われ、高校男子は初優勝を狙う藤井学園寒川(香川)が213で首位に立った。1打差の2位に福井工大福井(福井)、大商大高(大阪)がつけた。同女子は3年ぶり2回目の優勝を狙う沖学園(福岡)が206でトップ。東北(宮城)、広島国際学院(広島)が5打差で追う展開となった。8日に最終ラウンドが行われる。

 <高校男子>藤井学園寒川は2年生の遠藤が6バーディー、2ダブルボギーと出入りの激しいゴルフながら、ベストスコアの69をマークして首位発進の原動力になった。「パターが良かった。僕の持ち味なので」と8番ショートでは5メートルの上りを沈めてバーディーを奪った。猛暑の中、全身黒のユニホームで臨み「暑かった。僕が決めたんですけど、周りからいろいろ言われました」と苦笑い。勝負の2日目は青のズボンと白のシャツで爽やかに初優勝を目指す。

 <高校女子>4年ぶり、史上最多7度目の優勝へ向け、東北が首位と5打差の2位と好位置につけた。3年生部員はいないが、2人の2年生が奮闘。最初に出た高久が68で勢いをつけると、4人目の椿原主将も70と粘り、西畑、田村の1年生を引っ張った。過去に宮里藍、有村智恵らスター選手を輩出した名門。この3年間は低迷したが、ようやく復活のきっかけをつかんだ。宮里に憧れて入部したという広島出身の椿原は「このメンバーなら優勝できる。また東北の名を有名にしたい」と意気込んだ。

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