遼 ウエッジをフル活用、ベタピン狙いで逆転シード権獲り

[ 2013年8月8日 06:00 ]

一緒に練習ラウンドする松山と石川(手前)

全米プロ選手権 8日開幕

(米ニューヨーク州 オークヒルCC=7163ヤード、パー70)
 石川遼(21=CASIO)は“オークヒル仕様”のセッティングで臨むことになった。3Wを抜き新たに55度のウエッジを追加。51、55、59度のウエッジをフル活用して100ヤード前後のショットを確実にピンに近づける作戦だ。

 普段は51度のウエッジで55度の距離を補っていたが「グリーンが硬いと51度ではグリーンで止まりにくい」と新ウエッジでボールを高く上げてピンそばに止める狙いだ。フェデックスポイントは158位で、賞金ランクは153位。いずれも125位以内なら来季のシード権獲得。残り2試合でクリアするのは厳しい状況だが「状態はいい。優勝争いを目指したい」と逆転シード権獲りを見据えた。

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