完敗認めるフェレール「特にフォアハンドがすごかった」

[ 2013年6月10日 08:10 ]

男子シングルス決勝を終え、健闘をたたえ合う優勝したラファエル・ナダル(右)と準優勝のダビド・フェレール

 テニスの四大大会第2戦、全仏オープン最終日は9日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス決勝で第4シードのダビド・フェレール(31)は第3シードのラファエル・ナダル(27)とのスペイン勢対決にストレート負けし、四大大会初制覇を逃した。

 フェレールは四大大会で初めて踏んだ決勝の舞台で持てる力を出し切ったが、ナダルのパワーに押し切られた。「ナダルの方が自分よりも攻撃的だった。特にフォアハンドがすごかった」と完敗を認めた。

 試合途中から降り出した雨の影響でボールが重くなり、飛ばなくなった。身長175センチと体格で劣るベテランは、力勝負では勝ち目がなく「コートも湿って遅くなり、ナダルに有利になった。この状況で彼に勝つのは難しい」と話し、番狂わせを起こす条件にも恵まれなかった。(共同)

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