競技団体負担を肩代わり JOC、13年度予算案

[ 2013年3月14日 21:40 ]

 日本オリンピック委員会(JOC)は14日の総務委員会総会で、82億3000万円の2013年度予算案を決めた。補助金を使った専任コーチ制度で競技団体が本来負担するべき約2億2000万円を、JOCが肩代わりすることを盛り込んだ。19日の理事会で承認される。

 JOCは財政基盤が弱い団体を救済し、補助金不正受給の再発を防ぐため、肩代わりを決めた。専任コーチの報酬は3分の2を補助金で賄い、残りの3分の1を競技団体が負担するが、団体の負担を避けるため、専任コーチが報酬の一部を寄付の形で所属団体に還流するなどの不正が問題になった。

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2013年3月14日のニュース