遼 日の出前に練習 予選突破へショット好調「ことしは本当にチャンス」

[ 2013年3月14日 08:25 ]

 男子ゴルフのタンパベイ選手権開幕を翌日に控えた13日、石川遼は米フロリダ州パームハーバーのイニスブルック・リゾート(パー71)で、日の出前にスタートして9ホールの練習ラウンドを行い「最初はボールが見えなかった。でも、打った感覚で真っすぐかどうかはわかる」と話した。

 自身は出場しないプロアマ戦の前に始める必要があったため。最低気温は9度と例年より低く「非常に寒く、去年とは全然違う。風も強いしタフな1週間になる」と気を引き締めた。この日はピンそばにぴたりと寄るショットが何度もあり、今季開幕前から取り組むスイング改造に一定の成果を感じた様子だった。

 当初は腰痛の予防のため下半身を動かさない意識が強かったが「その後はリズムと飛距離を大事にした。1カ月ほど前から、毎回同じところを(クラブが)通る感覚が続いている。ゴルフを始めてからこれだけ長く続くのは初めて」という。この大会で4年ぶりの予選突破へ「ことしは本当にチャンス」と自信を示した。(共同)

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2013年3月14日のニュース