田辺新監督を理事会に提案 全柔連、斉藤強化委員長

[ 2013年3月14日 21:03 ]

 全日本柔道連盟(全柔連)の斉藤仁強化委員長は14日、女子日本代表の新監督として田辺勝監督代行の昇格を、18日の理事会に提案する意向を明らかにした。専門委員長会議の後、「田辺代行は2月の欧州遠征にも行った。(適任かを)理事会で検証してもらう」と話した。

 暴力指導を告発された園田隆二前監督の下でコーチだった田辺氏は、連帯責任で戒告処分を受けた。だが本人に暴力行為はなかったとして、倫理推進部会が14日、理事会に処分取り消しを求めることを決めた。

 日体大准教授の田辺氏は、ロンドン五輪では女子重量級担当コーチとして78キロ超級銀メダルの杉本美香を指導した。監督就任に「こういう時期だからこそ力を尽くしたい」と話している。

 貝山仁美、薪谷翠両コーチの戒告処分も撤回される見通しとなった。

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2013年3月14日のニュース