シャンソン杉山、国内プレーＯＫ　１７歳で日本国籍取得

　中国出身で日本国籍を取得したバスケットボール女子Ｗリーグ、シャンソン化粧品の杉山美由希の登録問題で、国際バスケットボール連盟（ＦＩＢＡ）のバウマン専務理事が杉山の国内での選手登録とプレーを容認する見解を日本協会に伝えていたことが分かった。

　ＦＩＢＡは裁定を近く文書で日本協会に通知する。１７歳だった昨年４月に日本国籍を取得した杉山は、１８歳未満の海外移籍を禁止するＦＩＢＡの規定に抵触。登録が認められず、６月で１８歳になっても中国協会の同意が得られず、今季のＷリーグに出場できず日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）に問題解決を求めていた。