遼 バーディーラッシュでまずまず15位発進

[ 2012年7月28日 06:00 ]

第1ラウンド、3アンダーで15位の石川遼

USPGA カナダ・オープン第1日

(7月26日 カナダ・アンカスター ハミルトン・クラブ=6966ヤード、パー70)
 石川遼(20=パナソニック)は7バーディー、4ボギーの67で回り、首位と5打差の3アンダー、15位とまずまずのスタートを切った。今田竜二(35=フリー)はイーブンパーの70で66位と出遅れた。スコット・ピアシー(33=米国)が62をマークして、8アンダーの首位に立った。27日は第2ラウンドが始まり、石川は16番まで終え、4バーディー、3ボギーで通算4アンダーに伸ばした。

 石川が全英予選落ちの悔しさを晴らすかのようなバーディーラッシュで好発進した。12ホールを終えた時点で1オーバーだったが、「スイッチを替えられた」と後半の4番パー5で2オンに成功してバーディー。ここからアクセルを踏んだ。

 続く5番で2メートル、6番も3・5メートルを入れて3連続バーディー。そして、8番パー3では9メートルのバーディーパットをねじ込んだ。終盤の6ホールで4バーディー。全英オープンの第1ラウンドは5連続ボギーと崩れて予選落ちしただけに「アンダーパーの世界に戻ってこられたのは大きい」と笑顔を見せた。

 前戦のメジャーは、風を意識するあまりスイングが崩れた。しかし、来季の米ツアーの賞金シード確保へ「今週は今週で自分のゴルフを極めたい」と気持ちの切り替えはできていた。

 「ショットが良かった」と積極的なプレーを貫き、首位とは5打差ながら15位は十分に上位を狙える位置。「優勝争いには2日目が大事なので、新たな気持ちでプレーしたい」と意気込んだ。

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2012年7月28日のニュース