綱獲り把瑠都らが安全祈願「大阪は雰囲気がいい」

[ 2012年3月10日 17:08 ]

2年ぶりとなる大相撲春場所を前に行われた土俵祭り。右から北の湖理事長、横綱白鵬、貴乃花春場所担当部長、大関把瑠都

 昨年は八百長問題の影響で中止され、2年ぶりとなる大相撲春場所が11日に始まる。10日には土俵祭りが春場所を開催する大阪府立体育会館で行われ、日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)や貴乃花春場所担当部長(元横綱)、横綱昇進の懸かる大関把瑠都ら三役以上の力士が15日間の安全を祈願した。

 北の湖理事長は「去年は中止となり、近畿の方にご迷惑をお掛けした。それだけに(春場所を)できることは喜びもひとしお」と神妙に話した。

 PR活動を積極的に進めてきた貴乃花担当部長は、JリーグのG大阪―神戸で始球式を務めるなど、人気回復に向けた宣伝の第一線で奮闘。場所中も連日、午後の特定の時間に正面玄関で来場者を出迎える予定で「まだまだやることがある」と意欲的だった。

 初の綱獲りに挑む把瑠都は「大阪は雰囲気がいいですね」と前向きに話した。

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2012年3月10日のニュース