渡部暁が今季4勝目/W杯複合個人第22戦

[ 2012年3月10日 00:55 ]

前半飛躍で首位に立った渡部暁斗

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は9日、オスロで個人第22戦を行い、渡部暁斗(北野建設)がトップで出た後半距離(10キロ)で逃げ切り今季4勝目を挙げた。

 渡部暁は前半飛躍(HS106メートル、K点95メートル)で、107メートルの最長不倒を飛び、135・3点で2位に20秒差をつけ後半距離に臨んだ。W杯初優勝を挙げた2月5日の第14戦、18日の第17戦、26日の第20戦に続く優勝となった。

 2位につける総合成績でも優勝の100点を加算し、首位のジェーソン・ラミーシャプイ(フランス)に最終戦を残し72点差に迫った。

 湊祐介(東京美装)は18位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は25位、加藤大平(サッポロノルディックク)は後半距離で途中棄権した。

 2位はミッコ・コクスリェン(ノルウェー)、3位はベルンハルト・グルーバー(オーストリア)だった。

 ▼渡部暁斗の話 前半飛躍でリードしたけど、安心とは思わなかった。距離では自分のペースを保つように気をつけた。(最終戦が)楽しみ。(共同)

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2012年3月10日のニュース