田中理恵 4月から日体大研究員に

[ 2012年3月10日 19:26 ]

日体大大学院の学位記授与式に出席した体操女子の田中理恵

 体操女子で2大会連続世界選手権代表の田中理恵(24)が10日、日体大大学院の学位記授与式に出席し、4月からは日体大研究員としてロンドン五輪出場を目指すことを明らかにした。今後も日体大に練習拠点を置き、寮生活を続けるそうで「体操に集中できて環境も変わらない」と説明した。

 修士論文のテーマは体操女子の芸術性についてで、技の難度を重視する現行の採点法や選手の若年齢化に警鐘を鳴らしたという。田中は「五輪代表に選ばれて(論文の主張を)証明したい」と意欲的で、兄の和仁(徳洲会)とコナミに今春入社する弟の佑典(順大)との3きょうだい代表入りに向け「夢をかなえたい」と話した。

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2012年3月10日のニュース