福島 60メートルで室内日本新!準決勝に進出

[ 2012年3月10日 18:21 ]

女子60メートル予選 7秒29の室内日本新をマークした福島千里

 陸上の世界室内選手権は10日、トルコのイスタンブールで行われ、日本から唯一出場した福島千里(北海道ハイテクAC)は女子60メートル予選2組で7秒29の室内日本新記録をマークして2着に入り、準決勝に進んだ。

 100、200メートルの日本記録を持つ23歳の福島は今季初戦となったレースで、土井杏南(埼玉栄高)ら3選手が持つ従来の室内日本記録を一気に0秒11更新した。

 日本選手が同種目に出場するのは、1999年の前橋大会で予選落ちした新井初佳以来で予選通過は初めて。準決勝、決勝は最終日の11日に行われる。

 福島は「タイムは何も考えていなかった」と話し「ロンドン五輪が一番大事。この経験が(国内初戦の)織田記念にいい影響を及ぼせばいい」と淡々と語った。(共同)

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2012年3月10日のニュース