田児 逆転勝ちで2年ぶり4強 平田、橋本組も準決勝へ

[ 2012年3月10日 10:01 ]

男子シングルス準々決勝で、プレーする田児賢一

 バドミントンの全英オープンは9日、英国のバーミンガムで各種目の準々決勝を行い、男子シングルスで世界ランキング8位の田児賢一(NTT東日本)が同3位のシン龍(中国)に2―1(22―24、21―12、21―14)で逆転勝ちし、男子ダブルスの平田典靖、橋本博且組(トナミ運輸)とともに準決勝進出を決めた。

 2010年に準優勝した田児は2年ぶりの4強で、10日の準決勝で08年北京五輪王者の林丹(中国)と対戦する。平田、橋本組は台湾ペアを2―1で下し、同種目の日本勢で08年の坂本修一、池田信太郎組以来のベスト4入りを果たした。

 ▼田児賢一の話 自分の方が、ミスが少なかったのが勝因。相手が疲れていて、ラッキーな部分が多々あった。(準決勝の林丹は)世界の男子で一番強いが、倒さないといけない相手。自分なりにトライしたい。

 ▼平田典靖の話 最近初めて勝った、いいイメージがあった。(準決勝で当たる世界1位の中国ペアに)どれだけ通用するか分からないが、今持っている力をしっかりと出したい。

 ▼橋本博且の話 自分たちの方が攻撃をしている形をつくることができた。それが最後の差に出た。こんな大きな大会でベスト4は初めてなので、本当にうれしい。(共同)

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2012年3月10日のニュース