ガッツポーズも出た 美香 復調の陰に「ミケルソン」あり

[ 2011年6月26日 14:47 ]

全米女子プロゴルフの第3ラウンド、9番でバーディーパットを決めガッツポーズする宮里美香
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USLPGAツアー第56回全米女子プロ選手権第3日

(6月25日 米ニューヨーク州ピッツフォード・ローカストヒルCC=6534ヤード、パー72)
 宮里美香はスコアを4つ伸ばして38位から9位に浮上。苦しんでいたパットがようやく決まり、「やっと入りました」と、笑顔が戻った。7番で「難しいラインだった」という下りのスライスに合わせ、7メートルを沈めて調子を取り戻した宮里美。9番はピン奥から10メートルをねじ込むと両膝をついて珍しく大きなガッツポーズを見せた。後半は3バーディーを重ねた。

 前夜、メンタルコーチのアドバイスで昨年のマスターズ・トーナメントを制したフィル・ミケルソン(米国)のパットの映像を見た。打つ瞬間にラインに小枝が落ちて外れたにもかかわらず、顔色一つ変えずに勝利へ突き進んだ姿。宮里美は「カップに蹴られ続け、知らぬ間にネガティブになっていた」と反省、気持ちを切り替えて上位進出を果たした。(共同)

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