IOCロゲ会長 竹田氏を新委員候補と明言

[ 2011年6月26日 06:00 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長は24日、来春の理事会で日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(63)を新しいIOC委員の候補者として提案することを明言し、ロンドン五輪開催時に開かれる総会で「委員に選ばれるだろう」と見通しを語った。

 竹田氏は4月の理事会で新委員候補から漏れたため、現在の猪谷千春委員と岡野俊一郎委員が80歳の定年制による今年末の退任後は、初代の故嘉納治五郎氏から103年続いた日本人委員の歴史が途絶える。就任が決まれば日本からの13人目のIOC委員で、明治天皇の孫で父の故恒徳氏に次いで親子2代で委員となる。竹田氏は「正式に決まれば大変光栄なこと。責任の重さを感じる」と語った。

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2011年6月26日のニュース