室伏、納得の今季初戦 世界選手権の参加標準記録Aクリア

[ 2011年5月8日 20:14 ]

陸上のセイコー・ゴールデングランプリ川崎

(5月8日 川崎市等々力陸上競技場)
 今季初戦となった男子ハンマー投げの室伏は5投目に78メートル10をマークし、今夏の世界選手権の参加標準記録A(78メートル00)をクリアした。80メートル台に届かなかったが「初戦ということなので感触をみながらやった。体の動きとしてはいい」と納得した表情だった。

 昨年から米国在住の理学療法士、ロバート・オオハシ氏と本格的にコンビを組み、けがをしない体づくりに励んできた。体調は万全の様子だ。「いい土台はできつつある。今後はダイナミックな動きを練習から多く取り入れ、少しずつ力を出していきたい」と世界選手権に照準を合わせた。

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2011年5月8日のニュース