観客に感謝の放駒理事長「本当にありがたい」

[ 2011年5月8日 19:46 ]

大相撲技量審査場所初日

(5月8日 両国国技館)
 大相撲技量審査場所の初日が予定通りに行われた8日、日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)は「たくさんの人に見に来てもらって本当にありがたい」と事前抽選などで無料の入場券を入手し、集まった観客への感謝を口にした。

 八百長関与で17人もの関取が角界を去り、1月の初場所初日に比べて幕内で3番、十両は5番減ったものの、各力士は久々の舞台で奮闘。同理事長は「みんなじくじたる思いはあったんじゃないか」と私見を述べた。

 初日恒例のあいさつでは観客に向かって謝罪した。それでも温かい拍手を受け、「一日も早く通常の場所にしないといけない、とあらためて感じた」と話した。

続きを表示

2011年5月8日のニュース