村上「競技人生最高の入り方」で82M90

[ 2011年5月8日 19:32 ]

陸上のセイコー・ゴールデングランプリ川崎

(5月8日 川崎市等々力陸上競技場)
 今季のテーマは安定して80メートル台を投げる「再現力」。男子やり投げの村上は1投目に国内での自己最高となる82メートル90を出すと、人さし指を立てて余裕を漂わせた。「競技人生最高の入り方」と自賛する投てきだった。2投目で82メートル23、3投目も再び82メートル90を投げて「再現力」を実践した。

 世界選手権で2大会連続メダルを目指すには「85メートルが最低基準」と言い切る。「底力は百パーセントついた。あとは85メートルの大台を信じて挑戦する」。31歳のアジア王者は自信に満ちた表情で宣言した。

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2011年5月8日のニュース