藍、ブービー後退「自分を見失わずに…」

ワールド・レディース・サロンパス・カップ第３日

（5月7日 茨城・茨城ゴルフ倶楽部西コース＝６６５５ヤード、パー７２）
　巻き返しを期待された宮里藍だったが、７番から３連続ボギーを叩くなどズルズルと後退。ショットが乱れてグリーンを捉え切れず、９、１０、１７番では１メートル以内のパットも外した。

　１バーディー、６ボギーで終わってみればブービーの５５位。ラウンド中は努めて笑顔を絶やさなかったが「朝から集中力が上がらず、プレーが散漫になった」と肩を落とした。トップとは１６打差で迎えるメジャー最終日。「自分を見失わずに１打１打をプレーしたい」と言うしかなかった。

　▼２位アン・ソンジュ　もう少し伸ばしたかったが、雨でグリーンの状態が読めなかった。上位にいる選手にはチャンスがあるし、自分にも。（７１で回って１打差２位）

　▼１１位木戸愛　最後に立て直せたのは、今までの自分になかったこと。緊張感の中でいい経験が出来た。１つでも上を目指したい。（５ボギーも１５番から３バーディーで７４）

　▼１８位不動裕理　前半のバーディーチャンスが一つでも決まっていたら。後半はだんだん悪くなっていった。あすは何とか赤字（アンダー）に戻したい。（初のメジャー４冠狙うも７５で大きく後退）