さくら　今季自己ベスト６６でイッキ５位浮上

ホールアウト後、パッティンググリーンで談笑する宮里藍（左）と横峯

ワールド・レディース・サロンパス・カップ第３日

（5月7日 茨城・茨城ゴルフ倶楽部西コース＝６６５５ヤード、パー７２）
　３４位からスタートした横峯が一気に５位まで駆け上がった。６バーディー、ノーボギーの６６は今季自己ベスト。「久しぶりにしっくりきましたね。ピンチは２メートルのパーパットが１回あったくらい」とメジャーの３日目に会心のゴルフを見せ、逆転優勝にも望みをつないだ。

　ツアー再開後、不調だったショットにようやく修正のメドが立った。左から右に曲がるフェードを操る横峯が、左にまっすぐ出たまま戻ってこない症状に悩まされた。「今までにないことで驚いてる」とあれやこれやと試しても改善の兆しなし。前日までは元気なく首をひねるばかりだったが、この日の朝の練習場でスタンス幅を広くしたことで劇的に改善した。

　「トップとの差は結構開いてるけどいいプレーをしたい」。優勝なら生涯獲得賞金は７億円を突破する。首位と５打差ならまだ分からない。