鳴戸親方が私案…公開稽古でNZに寄付も

[ 2011年2月28日 20:08 ]

 大相撲の鳴戸親方(元横綱隆の里)は28日、日本相撲協会が3月に両国国技館で公開稽古を有料で実施し、その収益金をニュージーランド地震の被災地や被災者に寄付する私案を披露した。

 鳴戸親方は「今の大相撲にお客さんが何人来てくれるかも問いたい。3日間くらい行い、厚意で寄せられたお金を日本人被災者の親族の渡航費などに使っていただくのはどうか」と訴える。

 無気力相撲をチェックする監察委員を務める鳴戸親方は八百長問題にも言及。「俺の目はごまかせないぞという厳然たる姿勢で師匠が弟子に向かえばいい。曲解されるような相撲を弟子が取れば、師匠が詰問すればいい。それこそが防止につながる」と力説した。

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2011年2月28日のニュース