貴乃花親方 小学生に「夢と礼節」語る

[ 2011年2月28日 17:54 ]

 大相撲の貴乃花親方(元横綱)が28日、京都市の太秦小学校を訪問し、体育館に集まった約千人の全校児童を前にして、相撲道での礼節や夢を持つことの大切さなどを学年別に分かりやすく説明して語りかけた。

 八百長問題で春場所が中止になる前から今回の訪問を計画していた貴乃花親方は「近畿でこういう活動ができてよかった」と話した。

 文武両道を掲げる同校では部活動が盛んで、全国大会出場経験もある相撲部は、春場所の宿舎を京都府宇治市に置く貴乃花部屋の朝稽古を見学するなどの交流があった。

 当初は弟子数人も参加して相撲を取るなどのプランもあったが、春場所中止を受けて貴乃花親方だけの訪問となった。この日が番付発表の予定だったことについては「残念なことです」とだけ述べ、審判部長として問題については言及しなかった。

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2011年2月28日のニュース