早く本場所が来ますように…神頼みもおみくじは「末吉」

亀戸天神社を訪れ本場所の早期開催を祈願する、ブラジル出身初の幕内力士となった魁聖（右端）ら

　２８日に日本相撲協会が発表した「順席」でブラジル出身初の幕内力士となった魁聖が同日午後、友綱部屋の同僚力士らと東京都江東区の亀戸天神社を訪れ、八百長問題で中止となっている本場所の早期開催を祈願した。

　普段、神頼みはあまりしないという魁聖。だが“新入幕”を果たしながら３月の春場所が中止になった現状に、この日ばかりは「早く本場所が来るように」と祈った。ただ、最後に引いたおみくじは「末吉」で、「駄目じゃないですか」と微妙な結果に苦笑いした。

　部屋関係者によると、「過去にも御利益があった」ということで、師匠の友綱親方（元関脇魁輝）の了承を得て部屋の希望者が参拝。大関魁皇は来なかった。