序ノ口力士らの引退届受理 八百長に無関係なら了承

[ 2011年2月28日 19:59 ]

 日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)は28日、2人の協会員の引退(退職)届を同日付で受理したことを明らかにした。

 八百長問題の特別調査委員会によると、該当者は八百長関与の疑いのない序ノ口力士と床山。協会員でなくなると調査に応じない可能性が出てくるため、全容解明の観点から、特別調査委が相撲協会に引退届を保留するように要請してきた。しかし再就職の都合もあり、相撲協会は今後も特別調査委の了承が得られれば、届を受理することにした。

 八百長関与を認めている十両千代白鵬(九重部屋)のものは保留扱い。

 また相撲協会は、体の小さな入門希望者を対象に15日に実施した第2検査と、3月5日に行う第1検査とを合わせた新弟子検査合格者を同14日に発表するとした。

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2011年2月28日のニュース