神戸製鋼 前半最終戦で6位に浮上

[ 2010年10月25日 06:00 ]

 ラグビーのトップリーグ第7節最終日は24日、2試合を行い、神戸製鋼は初昇格のNTTコミュニケーションズを30―14で退け、4勝3敗の勝ち点19で6位に浮上した。NECはコカ・コーラウエストに28―3で快勝し、4勝3敗の同18で8位。トップリーグは前半戦を終え、唯一全勝の三洋電機が首位に立ち、リーグ3連覇を狙う東芝が2位。3位はサントリーで、トヨタ自動車、近鉄が追っている。日本代表戦のため、リーグ戦は約1カ月の休止期間に入り、11月27日に再開する。

 神戸製鋼は7―7で迎えた前半15分、自陣からの速攻でSO正面が自ら蹴ったボールをインゴールで押さえて勝ち越しトライ。3勝3敗からリーグ戦中断前の最終戦で4勝3敗と白星を先行させた。NTTコミュニケーションズのカギを握るSO君島の正確なキックに対し、WTB大橋は「キックが凄いのは知っている。自陣で反則をしないように」と冷静に対応。狙い通りPGを与えずに白星をもぎ取った。今季限りで引退する大畑が右太腿の張りで今季初めて欠場した中、課題だった守備面にも上積みを見せた。

続きを表示

2010年10月25日のニュース