遼くん64!復調手応えでなぜか“解説者口調”

[ 2010年10月25日 06:00 ]

9番でラフからドライバーで第2打を放つ石川遼

 【ブリヂストン・オープン最終日】石川は復調の手応えを得た最終日となった。「これまでの3日間と比べてドライバーが見違えるように良くなった」。52位からのスタートで遅すぎるチャージとなったが、64の好スコアにひと安心の様子だった。

 「何を変えたというよりも、ただ思い切り振ろうと思った」。前週の日本オープンなどフェアウエーが狭く、ラフの深い試合を戦う中でスイングが縮こまっていたことに気づいた。この日のフェアウエーキープ率は50%まで改善し「ドライバーが良くなると他のクラブも良くなってきた」とパーオン率は全体で3位の83・33%をマークした。

 出場が内定した来週のHSBCチャンピオンズ(中国・上海)に向けても「こういうプレーができて楽しみ」と期待を膨らませる出来だった。シーズン終盤に向けて賞金王争いも熱を帯びてきたが「きょうの結果でますます分からなくなった。一視聴者みたいですけど、目が離せないですね」となぜか“解説者口調”だった。

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2010年10月25日のニュース