佛教大“完全優勝で”2年連続2度目V

[ 2010年10月25日 06:00 ]

 全日本大学女子駅伝は24日、26チームが参加して仙台市陸上競技場~仙台市役所前、6区間38・6キロで行われ、佛教大が2時間2分44秒の大会新記録で2年連続2度目の優勝を果たした。タイトル奪回を目指した立命大は2時間4分20秒で2位。3位に名城大が入り、松山大、城西大、鹿屋体大と続いた。佛教大は1区でトップに立つと、3区でエースの西原加純が区間新をマークして立命大との差を広げた。危なげなく逃げ切り、昨年樹立した大会記録を48秒更新した。

 佛教大は一度もトップを譲らず、力強いレース運びで2連覇を達成した。2本指を立ててゴールテープを切った吉本は「ゴールでみんなの顔を見たとき、やっと“全員駅伝”ができたと思った」と喜びに浸った。9月の関西学生対校女子駅伝でライバルの立命大に敗れた後、選手間でミーティングを繰り返して気持ちを一つにしたという。3区を区間新で快走した西原主将は「チームのため、少しでも早くたすきをつなぎたかった」と笑みが絶えなかった。

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2010年10月25日のニュース