今田 課題の最終日に浮上 一時はトップと1打差に

[ 2010年10月25日 14:10 ]

 【シュライナーズホスピタル・オープン】首位に6打差で出た今田は、上位陣がスコアを伸ばす中、一時はトップに1打差と迫る追い上げを見せた。前半からピンを果敢に攻めて「いいゴルフができた。スコアには満足しているが、簡単なバーディーチャンスを逃したのが悔やまれる」と振り返った。

 14番で約2メートルを沈めてバーディー。この時点で首位と1打差になり「優勝争いを意識した」という。しかし15番は第1打をバンカーに入れ、16番(パー5)は逆風をついて2オンに成功しながら3パットした。勝負どころで畳み掛けられず、2年ぶりのツアー2勝目は逃げていった。
 それでも初の2週連続トップ10入りで自身の今季ツアー最終戦を締めくくった。今季は最終日に崩れる試合が多かっただけに、前日の70から巻き返した意味は大きい。春先に肋骨を折り、満足な練習ができず夏場は不振だった。「苦しい1年だったが、いい感じで終われそうだ」と笑顔で話した。(共同)

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2010年10月25日のニュース