植松 またもコバチで落下「全く同じ失敗をしてしまった」

[ 2010年10月25日 00:42 ]

 【世界体操】「金メダルを取りたい」と意気込んでいた植松が、得意の鉄棒で落下し、表彰台を逃した。

 最高G難度の離れ技、カッシーナは鮮やかに決めたが、次の離れ技のコバチで個人総合に続いて落下。バーを越えながら後方かかえ込み2回宙返りをする大技で、バーをつかみ損ね「全く同じ失敗をしてしまった」。
 種目別の日本勢で最も金メダルに近いと思われていた。しかし、落下のほかにもバランスを崩すミスがあって16点台を狙える種目で14・000点と惨敗した。「金を取ると言ってこの結果ですごく申し訳ない」。4番目での予選通過とメダルへの期待が懸かった平行棒も着地を決められずに5位となり、初出場の24歳にとっては悪夢のような一日となった。(共同)

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2010年10月25日のニュース