特別調査委「解決するには3、4年かかる」

[ 2010年6月24日 06:00 ]

 【大相撲 賭博問題】日本相撲協会の賭博問題の特別調査委員会は23日、両国国技館で会見を開き、この日、野球賭博関与の上申書を提出した29人のうち7人から事情聴取を行ったことを公表。

 弁護士の望月委員によると1人の関与者に対し2人の弁護士が約2時間聴く形式で実施したという。特別調査委は今後も調査を進め、7月4日の理事会で名古屋場所への力士の出場の可否について提言する。だが「除名」「解雇」の厳罰以外の処分については原則として提案はせず、長期的に処分内容を精査していく方針。特別調査委の伊藤座長は「腰を据えてしっかりとやる。解決するには3、4年かかる」と強い口調で話した。

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2010年6月24日のニュース