これは大損害だ…相撲協会の本場所収入支える放映権料

[ 2010年6月24日 09:49 ]

 NHKが相撲協会に支払う年6場所の放映権料は約30億円(非公表)といわれている。関係者によれば本場所が中止になった場合は、NHKはその分を支払わなくて済む契約になっているもよう。名古屋場所が開催できなくなれば、相撲協会にとっては約6億円の減収となる。

 09年度の相撲協会の本場所収入は86億円で、放映権料はその約35%を占める。同年度の相撲協会の決算報告によれば、事業収入の内訳は本場所収入に巡業収入2億円、国技館の貸し館収入4億円、その他11億円の計103億円。一方、事業支出は95億円で、これに管理費8億円が加わり収支はプラスマイナス0になっている。これ以外に約3億円の投資活動収入が計上されており、その分が翌年に繰り越されている。

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2010年6月24日のニュース