2日続けて● クルム伊達「少し足りないもの感じた」

[ 2010年6月24日 13:18 ]

 前日のシングルスで初戦敗退を喫していたクルム伊達が33歳のタマリネとのペアで挑んだ女子ダブルスでも1回戦で敗れ、ウィンブルドンでの戦いを終えた。右ふくらはぎの肉離れを克服して大舞台に立ったが、39歳は「もう少し足りないものを感じながら終わった」と無念そうに振り返った。

 第8シードのペアが試合当日に欠場したことによって、森田のペアが繰り上がり、急きょ「日本人対決」が実現した。
 低いストロークを主体に攻めてくる森田と張凱貞の勢いに圧倒された。タマリネとの連係もいまひとつで、ポジションの移動などで息が合わない場面もあった。「動きの把握に時間がかかった。ダブルスは運もつきもの」と、半ば仕方ないといった表情を浮かべた。
 日本に一度帰国して7月に渡米の予定。次の照準は8月末からの全米オープンとなる。(共同)

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2010年6月24日のニュース