助っ人が奮闘!クボタ執念白星

[ 2008年9月8日 06:00 ]

 ラグビートップリーグは7日、石川・石川県西部緑地公園陸上競技場で第1節の最終日を行い、昨季8位のクボタが、昨季7位のヤマハ発動機とのシーソーゲームを制した。後半35分にヤマハ発SO大西のPGで逆転されたが、2分後に新加入のSOドゥラーム(オーストラリア)が約35メートルのDGを決め22―21で競り勝った。クボタはトップリーグ6年目で対ヤマハ発初勝利。一方、ヤマハ発は初めて開幕戦を落とした。

 <クボタ>ドゥラームの右足が、ヤマハ発の開幕戦連勝を5で止めた。英プレミアリーグで1000得点を挙げた実績を誇る司令塔は難度の高いPGをことごとく決めると、後半37分には再逆転となる約35メートルDG。直前に狙ったDGを相手にチャージされた「借り」もきっちり返した。「(SH)笠倉から、いいパスが来た。練習してきた成果を出せた。得た自信は今後につながる」。額を切りながらの奮闘が実り、ドゥラームは笑顔。山神監督も「この勝ちは大きい。ドゥラームさまさま」と興奮していた。

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2008年9月8日のニュース