大塚が北島超え!スピード水着は着用せず

[ 2008年9月8日 06:00 ]

 競泳の日本学生選手権最終日は7日、東京辰巳国際水泳場で行われ、男子二百メートル平泳ぎで法大2年の大塚一輝(19)が北島康介(04年)の大会記録を0秒66更新する2分9秒97で2連覇を達成。日本歴代2位の好タイムで、北島の後継者に名乗りを上げた。学校対抗の男子は中大が4年ぶり12度目、女子は鹿屋体大が4年連続4度目の優勝を飾った。

 <男子二百メートル平泳ぎ>大塚が北島に次いで日本人2人目となる2分10秒の壁を突破した。山本化学工業の素材を使用したスポーツヒグ社の水着「KOZ」(コーズ)で、自己ベストを2秒64更新。「予想以上でビックリした」と驚きを隠せなかった。日本選手権4位で代表入りを逃した北京五輪はテレビ観戦し、北島の2冠に感銘を受けた。「まだまだだけど、少しずつ近づいている。早くあそこまで行きたい」と北島の後継者として4年後を見据えた。

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2008年9月8日のニュース