2力士のB検体検査せず「クロ」確定

[ 2008年9月8日 06:00 ]

 【大相撲 大麻吸引疑惑】露鵬の顧問弁護士である塩谷安男氏が7日夜に東京・江東区の大嶽部屋で会見し、露鵬の「B検体」の精密検査を要求しないことを明らかにした。予備のB検体の検査の権利を放棄すれば、正規のドーピング検査の流れでは「陽性」が確定する。同弁護士は「そもそも(尿検体が)露鵬のものかも分からない。今回は自分で吸ったかどうかが問題だが、専門家に聞いても副流煙の可能性があると思う。理事会で処分が出ても、受け入れるつもりは全くない」と語り、8日に5~6項目の質問状を再発防止検討委員会に提出する。塩谷氏は処分が下った場合の対応についても「法的措置を考えているし、別検体での検査も選択肢のひとつ」と徹底抗戦の構えを示した。

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2008年9月8日のニュース