×

中村礼子&伊藤華英 タイム短縮に手応え

[ 2008年8月12日 06:00 ]

 【北京五輪・競泳】この日も世界新が出るなど記録の伸びが著しい女子百メートル背泳ぎで、中村と伊藤の2人が決勝進出を果たした。中村は10日の予選で出した59秒36の日本記録に及ばなかったものの、全体3位で準決勝を通過。「タイムを落としたのは力みがあったからかな」と分析し、自身のレース後に世界新が出たことを受けて「決勝は58秒台で泳がないとメダルは厳しい」と表情を引き締めた。

 一方、伊藤は全体7位で決勝へ進出。「59秒台を出したかった」と残念そうだったが、決勝では水着を変更して臨む作戦だ。「レーザー・レーサー」(LZR)に変わりはないが、ふくらはぎまで覆うタイプからひざまでのスパッツ型にするという。「感覚を優先したい。ハーフタイプ(スパッツ型)の方が、水が足にかかる感覚がある」とタイム短縮に手応えがある様子だった。

続きを表示

2008年8月12日のニュース