女子マラソン　日本は土佐、中村の２人が出場

　【北京五輪】日本選手団は１２日、女子マラソンで五輪２連覇を目指していた野口みずき（シスメックス）の欠場を発表した。左太ももの肉離れのため、１７日のレースまでに回復できないと判断。補欠だった森本友（天満屋）もけがで療養中のため、選手の代替手続きは行わず、日本は土佐礼子（三井住友海上）中村友梨香（天満屋）の二人だけが出場する。

　この日発表されたエントリー選手の中には、昨年の世界選手権で優勝したキャサリン・ヌデレバ（ケニア）や同２位で地元中国の周春秀、左脚の疲労骨折からの復帰を目指す世界記録保持者のポーラ・ラドクリフ（英国）らの名前が並んだ。野口もエントリー表に名を連ねたが、史上初の２連覇の夢は戦わずして消えた。（共同）