野口　欠場決断は１２日午前の練習で

　【北京五輪　マラソン】日本陸上チームは１２日、北京市内で会見し、女子マラソンの野口みずき（シスメックス）の欠場は同日午前中の練習の結果をみて決まったことを明らかにした。

　河野匡陸上コーチによると、野口は回復具合をみるためのスピード練習を試みたが「走ると痛みが残る」状態だったという。このため所属チーム内で相談し欠場を決断。日本陸連に欠場届を出した。

　日本の高野進陸上監督は「エース野口さんの欠場は予期せぬショックな出来事だ。でも他の選手は順調で、期待を上回る選手も出てくると思う」と述べた。