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冨田「銀を勝ち取った」内村「4年後に金」

[ 2008年8月12日 16:48 ]

男子団体総合決勝 冨田洋之の鉄棒

体操日本2連覇ならず「銀」、中国が優勝

 【北京五輪・体操】男子団体の選手、関係者コメント

 ▼冨田洋之の話 負けて銀メダルでなく、銀メダルを勝ち取ったととらえている。精いっぱいやったから誇ってもいいと思う。中国はつり輪から盛り上がり、いい演技につられて点数が出ていた。強かった。

 ▼鹿島丈博の話 失敗もあったが、大舞台にもう一度立ててよかった。満足度はまあまあ。(チームの)雰囲気はすごくよかった。いい試合だったとは思います。

 ▼中瀬卓也の話 昨年の世界選手権は貢献した気がしなかったので、今回は貢献できてスッキリした。中国は地元というのもあったけれど、強かった。

 ▼坂本功貴の話 今はほっとしている。最後まであきらめないでいけた。決勝はやっぱり違います。あん馬でああなって(ミスが出て)、あとから立て直せてよかった。

 ▼沖口誠の話 成功したのでよかった。(けがの影響で)準備不足だった。1種目で失敗したら、(日本に)帰れないと思った。いい経験にはなったけど、悔しい。

 ▼内村航平の話 夢の五輪でメダルが取れた。信じられない銀メダル。自分の役割は果たせた。4年後に団体総合で金メダルが取れればいい。

 ▼具志堅幸司・男子監督の話 (2人がミスした)跳馬が終わってどうなるかと思ったけれど、残り2種目の追い上げが銀メダルに結び付いた。満足しているというと怒られるかもしれないが、正直ホッとしている。

 ▼塚原光男・日本体操協会強化委員長の話 中国とは力の差があったが、日本がメダルを狙える位置にいることに意義がある。メダルの取れなかった時代とは全然違う。将来に向けて大きな期待が持てる。(共同)

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2008年8月12日のニュース