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フェルプス ベテラン好泳で“鬼門”制す

[ 2008年8月12日 06:00 ]

 【北京五輪・競泳】男子四百メートルリレー決勝は米国が3分8秒24の世界新で勝ち、フェルプスが今大会2個目の金メダルを獲得した。レースは激戦となったが、米国男子チーム最年長の32歳、レザクがアンカーで大健闘。先行する百メートル自由形の世界記録保持者、フランスのベルナールを残り5メートルでかわして米国に3大会ぶりの優勝をもたらした。「一生に一度の泳ぎ」と語ったレザクのタイムは、未公認ながらベルナールの世界記録、47秒50を大きく上回る46秒06。第1泳者で47秒51の2番手だったフェルプスは「信じられない。声が出なくなるまで叫んでいた」と“先輩”の力泳に躍り上がって喜んだ。

 史上最多の同一大会8冠を狙う怪物スイマーは、ベテランの貴重な“アシスト”で大きな関門だった種目をクリア。この日夜には二百メートルバタフライの予選に出場し、1分53秒70の五輪新記録で12日の準決勝に進出した。

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2008年8月12日のニュース