藤井正弘の血統トピック

G1初挑戦のシャケトラ、父から継いだ“一点豪華”距離適性

 今回の天皇賞には前2年の菊花賞馬がそろって前走を勝ってエントリーしてきた。これは84年のグレード制導入以降、初のケース。一騎打ちムードに拍車がかかるのも当然で、第三の馬が割り込む余地はほとんどないといってもいいだろう。

 そんな中で唯一、血統面に逆転の可能性を見いだすことができるのはキャリア7戦目でG1初挑戦となるシャケトラ。02年の優勝馬にして11年の優勝馬ヒルノダムールの父でもあるマンハッタンカフェの産駒である。

 菊花賞、有馬記念、天皇賞・春を制したマンハッタンカフェは、サンデーサイレンス産駒長距離部門のアイコン的存在だったが、種牡馬としてはNHKマイルCのジョーカプチーノ、秋華賞のレッドディザイア、フェブラリーSのグレープブランデー、エリザベス女王杯のクイーンズリングなど、ある意味で自身のスタミナ資質を封印することと引き換えに成功を収めてきた面がある。ちなみにシャケトラの日経賞は前記ヒルノダムールの天皇賞以来、およそ6年ぶりとなる牡馬による芝2000メートル超の重賞勝ち。逆の見方をするならば、このジャンルにおける種牡馬マンハッタンカフェは徹底した“一点豪華主義”なのである。

 シャケトラには間違いなく、この父のステイヤーとしての本性が反映されている。距離適性に関しては2強とも互角だ。(サラブレッド血統センター)

[ 2017年4月27日 05:30 ]

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