サブカテゴリー

藤井正弘の血統トピック

【安田記念】高速ターフもOKグロリアス

 上半期のマイル王決定戦・安田記念は今年も香港勢2頭を迎えて争われる。G1チャンピオンズマイルの2着馬グロリアスデイズと3着馬ラッキーナイン。プレレーティングは前者が119ポンド、後者が118ポンドと、今回の出走予定馬ではペルーサ(120ポンド)に次ぐ評価を得ている強豪である。

 ニュージーランドでのデビュー戦を含めて8戦5勝2着3回のパーフェクト連対続行中のグロリアスデイズは、チリのチャンピオンサイヤー・ユソネットの産駒。この父は後にシャトル供用されたオーストラリアと北米でも芝のG1ウイナーを出しており、環境適応力に優れたタイプと考えられる。日本の高速ターフでも戦力減はないだろう。ちなみに母の父サンテーヌのブルードメアサイヤー・ヴェインは、オーストラリアの連勝女王ブラックキャヴィアに3×4でインブリードされている注目の快速血脈でもある。

 ラッキーナインは昨秋に参戦したセントウルS(2着)、スプリンターズS(5着)で2戦続けて掲示板を確保。惜敗キャラは帰国後に台頭した半弟のサドンストーム(京王杯2歳S2着、ファルコンS3着)にも伝染してしまった感じだが、能力的には今回も確実に争覇圏だ。 

 ラッキーナインの母の父グリーンデザートは、98年にタイキシャトルの2着に入線したオリエンタルエクスプレスの父。以後の安田記念におけるダンチヒ血脈ブームの火付け役となった種牡馬でもある。香港スプリント勝ちをはじめ、1200メートル戦に分厚い実績のあるラッキーナインだが、1マイルも十分守備範囲、というよりむしろ安田記念でこそ狙いたい血統。3度目の正直に期待してみたい。(サラブレッド血統センター)

[ 2012年5月30日 ]

Webtools & Bookmarks
Yahoo!ブックマークに登録

バックナンバー

写真

クイックアクセス

競馬

重賞ニュース

スポニチ競馬モバイル

SPOG

競輪

ボートレース

オートレース

スペシャルコンテンツ