藤井正弘の血統トピック

ブラック規格外の体力のルーツは4代母ティズナ

 キタサンブラックは8日に発表された最新のワールドベストレースホースランキングにおいて、Iコラム(距離区分1900〜2100メートル)とEコラム(距離区分2701メートル以上)の2部門で121ポンドのレーティングを得ている。

 言うまでもなく前者は大阪杯、後者は天皇賞・春のパフォーマンスに与えられた数値で、どちらもそれぞれのジャンルでの今シーズン世界最高値。ちなみに芝Lコラム(2101〜2700メートル)のトップはドバイシーマクラシック勝ち馬ジャックホブスの123ポンドなので、宝塚記念のレース内容次第では、前代未聞の芝コース3階級の“暫定世界チャンピオン”となる可能性もあるわけだ。

 今年から2億円ボーナスシリーズとして創設された「春古馬3冠」は、異なる距離とコース設定への順応性とともに、雨季との戦いを含めた総合的な耐久性が試される。この偉業に挑むキタサンブラックの規格外の体力のルーツは恐らく4代母ティズナ。同馬は母国チリから米国に渡り、G1・3勝を含むグレードレース8勝、通算18勝を挙げたチリ産の歴史的名牝で、南米血統独特の生命力を子孫に伝えている。さらにキタサンブラックは母の父サクラバクシンオー経由でキープ力の権化ともいえるノーザンテースト血脈を受けている。大レコード勝ち天皇賞の反動は杞憂(きゆう)だろう。(サラブレッド血統センター)

[ 2017年6月22日 05:30 ]

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