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中川敬 2年ぶりソロアルバム「黄金の66年世代」で異彩放ち続ける

4枚目のソロ・アルバムを発売した中川敬
Photo By スポニチ

 関西を拠点に活動するバンド「ソウル・フラワー・ユニオン」のボーカル中川敬(51)が先月、2年ぶりのソロアルバム「豊穣なる闇のバラッド」を発売した。「バンドでは推敲(すいこう)を重ねるが、ソロでは曲ができたらすぐとる。ある種、日記的」と解説。瞬発力で“今の自分”を詰め込んだ。

 難民問題や少年刑務所受刑者の詩集に触発された曲などが並ぶ。政治や社会問題に臆さず物申し、時にデモにも参加。阪神大震災直後に被災地で出前ライブを続けた行動派の中川らしい1枚だが、「物語形式で詞を具体的に書いてみた」と新たな試みも。弾き語りライブでよく披露するカバー曲も収録。硬派な楽曲群の中、ヒット曲「接吻」のカバーは新鮮で声が意外にハマり、凄く良い。

 原曲の作者であり歌手の田島貴男(オリジナル・ラヴ)とは同い年だ。1966年はトータス松本や斉藤和義らミュージシャン豊作の年。66年生まれが集まるライブ「ROOTS66」が40歳、50歳の節目に開催され、交流も深めた。66年組で「俺だけ売れてへん」と自虐的に言うが、昨年の同大阪公演時、売れっ子達の中でも埋もれぬ中川の存在感に記者は圧倒された。3年前からバンド活動に加え、弾き語りで全国行脚。ソロ公演だけで昨年54本、今年52本をこなす百戦錬磨だ。「腰も肩も痛い」と語る苦労も、確実に舞台で力となりオーラとなって観客を魅了している。

 来年、バンドは25周年を迎える。東京・大阪で3カ月に1度のライブを続け、12月で丸20年。末永く続けるため「酒は打ち上げ以外で飲むのをやめた。“長生きしよな”って舞台から言うロック歌手は俺だけ」と笑う。全てが唯一無二。こんなオモロイ音楽人が関西にいるのが、何だか誇らしい。(萩原 可奈)

[ 2017年11月5日 05:30 ]

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