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キム・ランヒ 美声失い逆境から生まれたハスキーボイス 今年デビュー25周年

今年デビュー25周年を迎えるキム・ランヒ
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 世の中にはピンチで好転する人生もある。女性歌手Aimer(エメ)は15歳の時に突然声が出なくなり、沈黙療法を受けた。絶望の中、負担のかからない発声法を習得。カリスマバンド「ONE OK ROCK」のTAKAや「RADWIMPS」の野田洋次郎らにも見込まれる、唯一無二の歌声を手に入れた。

 今年デビュー25周年を迎えるキム・ランヒの声も、逆境から誕生した。

 韓国ソウル出身。3歳のころから街で歌い出せば人だかりができ、リクエストが飛ぶ。才能を高く買った音大の教授から英才教育を受け、未来の声楽家を期待された。高校時代に頼まれて応援団長を務め、声帯ポリープを発症。透き通るような美声を失った。

 音大進学の夢も絶たれ落ち込むキムは、兄に連れて行かれたライブハウスで流行歌を少し歌った。人並み外れたうまさが反響を呼び、歌手にスカウトされたが、両親の反対もあって断った。その後も、韓国を訪問中だった後に事務所社長兼マネジャーとなる谷田幸次さんが、桂銀淑のようなハスキーボイスを「面白い」と絶賛。歌手になると決めたキムは両親の反対を恐れ、「友達に会ってくる」とうそをついて家を出て、着替えも持たず92年に来日した。

 大阪在住で、日本語はテレビのCMと漫才番組で学び、最初に覚えた言葉は「アホか!」だった。デビューから四半世紀、二人三脚で歩んできた谷田さんが今年1月にがんで他界した。「歌手を辞めよう」と思うまで落ち込んだが、スタッフやファンの激励で奮起。6月には25周年のベスト盤も発売した。「これからは皆さんに恩返ししたい」。苦境も糧に、キムの歌手人生が更に飛躍することを祈りたい。

 (萩原 可奈)

[ 2017年8月15日 17:39 ]

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