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吉澤嘉代子 輝く“天然物”の個性 初シングルがドラマ主題歌に

初のドラマ主題歌も手掛けた吉澤嘉代子
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 キュートな雰囲気に油断してはならない。ひとたび舞台に立つと狂気さえ漂わせる吉澤嘉代子(26)は、シンガー・ソングライターになるために生まれた選ばれし人だと思う。小説を読むような詞曲の世界観、主人公が憑依(ひょうい)したように曲ごとに表情を変える歌声とパフォーマンス。その個性は天然、本物の輝きを放っている。

 デビューから3年。先月発売した初シングル「月曜日戦争」が、バカリズム主演・原作・脚本で話題の読売系ドラマ「架空OL日記」(木曜深夜1・29)の主題歌に抜てきされ、8日放送の第9話にはOL役で出演する。バカリズムも絶賛の同曲はポップなサウンドに、「透きとおる血」「流鏑馬(やぶさめ)」などの意外な言葉が踊る。

 最新アルバム「屋根裏獣」でも、激辛麻婆(まーぼー)豆腐を食して王が昇天する「麻婆」や、妻が愛する夫を殺して首をカバンに入れ逃避行する「地獄タクシー」などワールドさく裂。実は彼女、子どもの頃は意思疎通が苦手で長年不登校だった。自室で読書や音楽鑑賞に没頭し、16歳で始めた曲作り。遮断した外界の人と音楽でつながれると確信した。大学に通いながらライブハウスや路上で歌い、20歳で受けたオーディションでグランプリと観客賞に輝いた。23歳でメジャーデビューするまでは、スポーツ店でアルバイトをしながら活動。「レジで詞を書いてて店長に怒られた」と笑った。

 自身を「“気にしい”で面倒くさい」と評し、「毎日のささいなことにアンテナを立てる仕事が性格を助長してるかも」と苦笑い。槇原敬之が一昨年の取材時に「公園を歩く老人の姿からも詞が思いつく」と言ったのを思い出した。鋭い感性は天才の証。繊細な心を持て余すのと引き替えに、きっとその名を音楽界に残すだろう。

 (萩原 可奈)

[ 2017年6月5日 17:46 ]

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